モンスターハンターストーリーズ2の発売前に無印ストーリーズをiOS版でプレイした感想を書いておきます。ネタバレはほぼないです。
どんなゲームか
ストーリー

主人公はモンスターを操るライダーとなり、村を襲った災厄”黒の狂気”の原因を探るため、そしてライダーとは相容れぬ存在であるハンターたちがいる外の世界を知るために旅に出るというもの。
ゲームシステム

シンボルエンカウントのターン制コマンドバトルのRPGで、モンスターの巣からタマゴを手に入れ孵化させることでモンスターを「オトモン」として仲間にすることができる。また伝承の儀により、オトモンの一部能力を別のオトモンに引き継がせることも。

フィールドではモンスターのライドアクションによってモンスターや採取ポイントを探知したり、通常では進めない場所も探索できるようになる。
モンハンシリーズおなじみのモンスターから手に入れた素材で主人公の武具を生産、強化することも可能。
ゲームのボリューム
クリア時間 | 約35時間 |
クリア難易度 | そこそこ高め |
クリア後要素 | 武具の強化上限が増加 クリア後モンスターが登場 クリア後ダンジョンの開放 |
やりこみ要素 | モンスターの厳選 称号・勲章などの収集要素 クリア後ダンジョンの攻略 通信対戦 |
楽しかったところ
ストーリーがおもしろい

モンスターハンターストーリーズは低年齢層がターゲットっぽいですが、それゆえに分かりやすく王道のストーリーに仕上がっています。
バトルがシンプル

主人公やモンスターの攻撃は「パワー」「スピード」「テクニック」といった3つの属性に分けられており、じゃんけんのような3すくみの関係になっています。モンスターによってどの攻撃をよく出すかが決まっていて、攻撃の癖を読むことでバトルを有利に進められます。
癖を読むと言っても勝ちやすい属性を選ぶだけなので、対人戦でもない限り割と脳死でぽちぽちできるのは個人的にポイント高いです。
モンスターの厳選が楽しい

タマゴから孵るモンスターはランダムなスキルを持っていて、そのスキルを別のオトモンに引き継がせて「ぼくのかんがえたさいきょうのモンスター」に育て上げることができるのが楽しい。
ただ、モンスターの種類によってステータスの強さは決まっているので、強いモンスターは強いし、弱いモンスターは弱い。
クリア後/やりこみ要素が多い
ストーリーズ2の発売前に燃え尽きるのが怖かったのでそれほどやり込んではいないが、高難易度コンテンツや収集要素など、軽く数百時間は遊べそうなボリュームでした。
BGM
BGMがかっこいいので聴いてみてほしい
合わない/気になるところ
ボイスがモンハン語
モンスターハンター本編のモンハン語は気にならないが、ストーリー重視のゲームだと聞き慣れない言語は個人的に邪魔でしかなかった。さらに、ところどころ日本語や英語に引っ張られてる言葉もあって妙に気になってしまった。
ストーリーズ2では日本語ボイスなので個人的には嬉しい変更
マップが使いづらい
自分中心にしかマップを確認できないので、マップを開く意味があまりない。
サブクエストの受注場所がわかりづらい
サブクエストの報酬でアイテムを調合できるレシピや戦闘中に使えるスキルが開放されるものがあり、これらの開放具合によって戦闘の選択肢も変わってくる。
マップにサブクエストの受注場所を表示したり、場所ごとに受注できるサブクエストの数を表示できたりする機能がほしかった。
モンスター図鑑

モンスター図鑑ではモンスターがドロップする素材や生息地などを確認することができる。
ただし、属性耐性や3すくみ傾向といった情報を確認できるのはオトモンにできるモンスターのみ。オトモンにできないモンスターの戦闘に関わる情報も図鑑で確認できればよかった。
初戦闘のモンスターは残りHPを確認できない

あとどのくらいで倒せるのかがわからないため、手持ちのモンスター・アイテムで倒せるのかどうかが判断しづらいのが軽くストレスだった。
続編でもこのシステムはあるらしい。
まとめ

ストーリーズ2が気になっていたので、無印版をプレイしてみたら想像以上に楽しかった。ボス戦の難易度はそこそこ高いと感じたが、ストーリー全体でみると絶妙なバランスだったと思います。RPGが好き、モンスターの育成が好きであればオススメしたい作品です。
続編であるストーリーズ2では、モンスターの種類が増えたり、ところどころ惜しいシステムが洗練されていることに期待したい。
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